暴風で育苗ハウスが破損!雪より怖い強風の被害 – 農家辞めます! 
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2021-04-21

暴風で育苗ハウスが破損!雪より怖い強風の被害

 令和3年4月18日、この日新潟県内では非常に強い風が吹き荒れました。新潟ではこの時期、春の強い風が吹く日が多く、畑ではトンネルやマルチが剥がされて飛んでいく被害があります。

 現在田植えに向けて育苗中の我が家のハウス、結構ボロいハウスなのでいつも心配しているのですが、此度の強風で若干ですが被害が出てしまいました^^;。流石に飛んでいく程の被害にはならなかったものの、骨組みが外れる、破れて穴が開くなどの被害を受けました。

◆農業やってて一番厄介なのは強風かもしれない◆

 ハウスの骨組みを支える筋交いの単管。クランプで留まっているのですが、強い風にハウスが揺すられてクランプが外れてしまいました。幸い折れるほどではなかったものの、育苗箱が並んでいるこの状態では脚立を置いて直す事もできず、とりあえずこれ以上折れないように支えている状態です^^;。色々ひん曲がってビニールを派手に破かなくて良かったです(汗)。

 クランプ自体は溶接などで留まっている訳ではなく、スライドさせてはめ込む形になっています。なので横揺れが激しかった先日の強風でズレて外れてしまったのでしょう。今年はホントこの手の出費がかさんでしまってツイてないの一言です。。。

●ビニールの破れた部分

 穴開いてるよ…。どんなメカニズムでこんな破れ方するのでしょうか^^;。特に何か飛んできたとかではなさそうでした。激しくバタついた結果こんな風に破れるのだろうかw。

 同じく破れた別の個所。ここは一昨年同じように破れた場所をセロファンテープで応急処置した所にトドメをさした形になったようです^^;

 この日の風で新潟県内では、60棟を超える育苗ハウスの被害が出ていたようです。その他にもバイク走行中に転倒したり、歩行中の方が転倒したり、落下した看板がぶつかって受傷や風に押された車のドアに挟まれて怪我をした方も…公表されている被害だけでもその凄まじさが伝わるようでした(汗)。

◆天候災害はある程度予想ができる◆

 今回の風はおおざっぱな天気予報では分からなかったですが、自身などと違って多くの場合それなりに予想ができるので、前もって対処するのが賢明と思っています。その割にできていないケースが目立つのはやっぱり『大丈夫だろう』と都合よく考えがちなところが結構あると思います。変な所は必要以上に拘るのに、リスクへの対策ができないのは問題ですね^^;。我が家でもどうしても年寄りが何度言っても聞いてくれない事が多いので、いざこうやって何か起きて損害になってからあーだこーだ言うのが常となっています。

 天候に関わる被害はある程度予想ができます。むしろ天気予報が言っていなくても毎年こういう事が起きているのだから、先んじて対策するべきですね^^;。今回は良く反省しておきますw

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