農繁期突入までもう少し、少しずつエンジンがかかる
本格的な農繁期の突入まであと半月くらいの所まで来ました。まだ始まってもいないのに日に日にダルイ気持ちが増していく^^;。このダルさの原因は何だろうと考えた時、農業に対してモチベーションがある人は『自分に主導権と収入権がある人』なんだと気付いたw。自分は田んぼ仕事のかなり多くの部分を担っているが、義父からビタ一文貰った事も無く、そもそもいくら収入があるのかも明確には示されていない。ま、集荷量は分かるからそこから経費と相場でどの程度の収入かは把握できますが^^。
そんなこんなで今年も激ダルシーズン突入を控えてチマチマ準備をしているところです。育苗ハウスのビニール張も空き時間に義父と少しずつ進めていました。
◆◆ビニール張りは風に注意!
前回も少しお話させて頂きましたが、ビニールハウスのビニール張り作業は風との闘いです。思わぬところで強い風が吹くと、特にハウスの屋根をかけている時なんかは非常に危険です(汗)。
この写真はこのハウスから見て風上側をシッカリ留めてあります。つまり写真の左から右へ風が流れているのですが、それでもこの威力(汗)。こんなの一人で上に登ってて、万が一の事があったら大変ですよ^^;。それでも年寄はいう事を聞いていくれないのでもう好きなようにやらせているのですが(汗)。義父にとって長年やってきた慣れた作業でも、年を取れば話は変わっていくんですから。それにもし何かあればその時は自分が文句を言われる立場と言う…。
●ビニールの止め方
農業用ビニールって、丈夫なイメージがあるそうですが、確かに伸縮性はあるのですが、それ以外は只の集めのビニールです。よって耐用期間も思った程長くないです。倉庫に畳んで保管してもシワ切れしないくらいでしょうか。
このビニールはハウスの骨組みに押し込むようにして留めています。どこかに引っ掛けるような構造だと風でバタついた時に切れてしまいます。
こんな感じで、C型の鋼材の中にジグザグの針金で押し込んで留めています。これだけで十分留まるので、むしろ便利なくらいですね^^。
とりあえずこれで一棟は終わりました。その頃には日が暮れたのでこれにて作業終了。明日から少しの間雨模様らしいので作業は一旦中止です。
◆◆兼業農家の作業ペースはこんな感じ
前回の記事から見てもだいぶ進みが悪いように見えると思いますが、仕事が終わったら仕事をするのでこのくらいが現実的なペースです。細かい諸作業は義父が昼のウチにやっているので、自分は仕事が終わって帰ってきたら大きい部分を手伝う感じですね。
これでも30年前と比べりゃだいぶ楽になった方らしいですね。流石にその頃はどんな風にしていたかは知らないのですが、今ほど一軒当たりの規模も大きくなかった頃でしょう。今は機械が普及してきているので、離農する家が増える一方、営農している家は規模がどんどん大きくなっていっています。それが更に田舎離れを加速させているとか^^;。
何はともあれ我が家は無理のないペースを維持するようにして頑張っていきますよ^^。
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