春の話題が増えてもまだ寒い日々
農家が忙しくなるまでまだ暫く時間があります。それでも早い所ではもう田んぼの畔ぬりをやっていました。我が家が畔ぬりをするのはすず蒔き(稲の種蒔き)の後ですが、この辺の作業は時間がかかり過ぎる部分もあって殆ど義父がやる事になると思いますたぶん。
時間を見ては機械を弄り始めているのですが、やっぱりモチベーションが上がらない^^;天候に振り回されるだけの農業ならどんなにラクな事かw。そんな時はあんまり深く考えず周辺でもブラブラするに限ります。
◆◆雪で潰された畑
義母が昨秋仕込んでいた畑、ソラマメの苗でした。ペシャンコに潰れているトンネルを見てみると、支柱がボッキリ折れていました。ま、そうでなくても消耗品なんでこれくらいは気にしないのですが、こんな状況で肝心の苗の方は大丈夫なのだろうか?
●苗は意外と大丈夫だった!
おお!植物は強い!手酷くやられたように見えて意外とみんな大丈夫でした^^。ソラマメは自家栽培で何度も種を取れるのでコスパが良いです。今の段階では自分は特に何もしないのですが、これから成長してくるとやれ収穫だ~、やれ梱包だ~、やれ出荷だ~と色々忙しくさせられます。まぁ、大した事はしていないのですが、年寄が騒ぎすぎてメンドクサイですね^^;。
◆◆花の季節はまだ遠い
新潟市中央区にある白山神社では、既に梅の花が咲き始めていました。品種が違うのかな?詳しい事は分かりませんが、関東ではもう満開通り越しているみたいなので、そういう早咲きの品種なのかも知れません。
我が家の梅の木。小さな蕾が沢山付いていますが、まだ暫く咲きそうにありません。コレは梅干しにする為の梅を採っているので、品種的には食用系になりますね。茨城などで早々に咲き誇っている梅の花は主に観賞用だと聞いています。一応実は付けるらしいのですが、小ぶりで加工などにも向かないそうです。
近くで見ると小さな蕾がほんのり色付いています^^。夕日に照らされてなお綺麗で可愛らしいですね。もう一月もすれば花が咲き始めるのかな?普段そこまでちゃんと見ていないので今年はしっかり観察してみようと思います^^;
●観賞用の梅の老木
畑とは別に我が家の庭には観賞用の梅の木があります。いつ植えられた物かは分かりませんが、かなりの老木です。
今年の豪雪で縦に避けるように折れてしまいました。元々幹も弱っていて、こうなるのも時間の問題でした。
梅の木の寿命は生産用品種で約20年と聞いた事があります。観賞用品種で最大100年くらいだそうですが、環境差が大きすぎてあまり参考にならないようです。この老木も観賞用品種です。この木が実を付けているのは一度も見た事がありません。春には白い小さな花を沢山付けますが。
結構派手に折れてはいますが、ちゃんと小さな蕾を沢山つけてくれています^^。植物の強さを改めて教えられました。また今年もいつの間にか小さな白い花を沢山つけているのかな。
特に何かあったワケではなのですが、この時期の新潟の兼業農家はどこもこんな感じで過ごしているのではないでしょうか。専業だったり法人だったりする所はこんなにチンタラしてないでしょうw。
具体的に作業が始まるのは三月の中旬過ぎってところです。育苗の為の床土を育苗箱に仕込んですず蒔きに備えます。田植えを五月の中旬事に設定しているので、四月の最初の週にはすず蒔きしないといけません。
段取り8割作業2割です。今年ももうすぐ始まるのか~…って、今からダルくなっている次第です^^;
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